思春期のうつ。【娘の症状と、その改善の記録】

              献身的な妻に、可愛い娘と元気な息子。理想的な家庭でした。そう、娘がうつになるまでは、、、、、。                      娘のうつを発端に始まった家族の崩壊とその再生、そして娘がうつを克服し、大学受験をどう乗り越えたのかを、                 備忘録として書き残したいと思います。

思春期のうつ。娘の看病で家族が崩壊した経緯 ~薬漬けの毎日~

こんにちは!

 

思春期の娘のうつで崩壊した我が家族を

再生させたお父さん よしおです。

 

高校1年生の終わり頃から、

娘がうつになりました。

 

数回に分けて、

家族が崩壊していった経緯を、

お話させて頂いております。

 

 

 

医者から「うつ」だと診断された、

娘と、私たち家族。

 

正直、信じられないの一言に尽きました。

 

絶望的でした。

これから、娘はどうなってしまうのか。

親として、どう接していけばよいのか。

 

娘が部屋で寝ている間、

家族会議が始まりました。

 

私と家内、そして、息子のショウイチ。

 

ショウイチは姉のうつに関して、

何も興味がないようでした。

 

まるで、他人事。

 

 

というのも、中学2年生の息子は、

反抗期真っ只中でしたので、

家族と真正面から向き合って接することを、

面倒くさいと感じていたのでしょう。

 

「ねーちゃん、甘えてるんだよ。

学校行かなくていいんなら、

おれだって、行きたくねぇわ」

 

「おれもうつになろっかな」

 

 

こんな心無い言葉を言い放つ息子を

怒鳴りつけながら、

 

会議というよりは、ただただ、

どうしたものかとため息をつくばかり。

 

医者の言うことを信じて、

経過を見守っていこうという結論しか

出てきませんでした。

 

家内も、精神的にまいってしまったようで、

顔がやつれて見えました。

 

私は当時、勤め先のホテルの

中華料理店のリニューアルで、

忙しい日々が続いていました。

 

それを言い訳に、うつになった娘を、

家内にまかせっきりにしてしまいました。

 

これが、さらに家族の崩壊を

加速させていったのですが、、、、

 

それはまだ先の話です。

 

 

とにかく、医者しか頼る人間がいなかったのです。

 

当然の話ですが、

医者は薬を処方してきます。

 

抗うつ薬ですね。

 

娘の初抗うつ薬は、

パキシル」という薬でした。

 

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ところが、これがあまり効き目がなく、

症状が改善されなかったため、

医者に相談したところ、

 

薬の増量を勧められました。

 

症状が改善されないからと、

どんどん薬を変えられたり、

増量したり、

 

他にもジェイゾロフトジプレキサなど、

時には、これらを併用したりと、

 

娘はまるで、

薬漬けにされてしまったみたいでした。

 

不安定な精神状態が落ち着くのには、

効果があったようですが、 

娘は、副作用にも苦しんでいました。

 

吐き気、頭痛、強烈な眠気。

 

パキシルという薬の時は、

すごく攻撃的になってました。

 

八つ当たりすることもありましたし、

モノに当たったり、大声で怒鳴ったり、

 

 

この頃が、一番恐かったと

家内は言ってました。

 

ジプレキサには、

食欲増進という副作用があったみたいで、

 

あれだけ食欲がなかった娘が、

過食になってしまい、体重も増加。

 

顔にも吹き出モノなどがたくさんでき、

年頃の、娘なのに、、、、

 

本当にやりきれない気持ちでした。

 

 

 

私は今でも、精神科医というのは、

ヤクの売人と同じだと思っています。

 

彼らは、新薬が開発されれば、

製薬会社の人間とつるんで、それを販売しようとします。

 

彼らも商売なのです。

患者は、お客様なのです。

 

治って、来なくなってもらっては、

困るのです。

 

いつまでも、来店(あえてこの表現にします)

してもらわないと、困るのです。

 

だから、お客様を薬漬けにして、

 

その薬がないと、禁断症状が出るような、

薬なしでは生きていけない体に

してしまうのです。

 

 

結果的には、娘は薬だけに頼らずに、

うつを克服したのですが、、、、、

 

薬をやめた時の離脱症状には、

かなり苦しめられたと言っていました。

 

 

話を戻しますね。

 

私は、薬ばかり飲んでいる娘を見て、

本当にこれで良いのか、

 

薬のおかげで症状が落ち着いても、

副作用に苦しむ毎日。

 

元の生活を送るなんて、

無理なんじゃないか、、、、、

 

そう思うようになっていました。

 

うつが改善されたら、

もちろん薬はいらないのでしょうが、

 

それで果たして、

根本から治ったといえるのでしょうか。

 

 

また、同じようなことが起きたら、

薬に頼らなければならないのか、、、、

 

わけが分からなくなって、

考えることがイヤで、

 

全てを家内に押し付けて、仕事に逃げていた私。

 

反抗期で、姉や家族と

向き合おうとしない息子。

 

一人で抱え込んでいた家内。

 

 

家族崩壊は、すでに始まっていたのでした。

 

そして、あの事件が起きたのです。

 

その話は、また次回に。

 

 

P.S.

お子様をクスリ漬けにするくらいなら、

サプリで、心のバランスをとったほうが良いと思います。

 

娘が今も飲んでいるものがありますので、

ご紹介しておきますね。

 

 

第4話 心労で家内が発狂 はこちらから読んで頂けます