思春期のうつ。【娘の症状と、その改善の記録】

              献身的な妻に、可愛い娘と元気な息子。理想的な家庭でした。そう、娘がうつになるまでは、、、、、。                      娘のうつを発端に始まった家族の崩壊とその再生、そして娘がうつを克服し、大学受験をどう乗り越えたのかを、                 備忘録として書き残したいと思います。

思春期のうつ。娘の看病で家族が崩壊した経緯 ~医者の診断~

こんにちは!

 

思春期の娘のうつで崩壊した我が家族を

再生させたお父さん よしおです。

 

娘のうつが発端となり、

崩壊した家族の再生の経緯を、

時系列に沿って書きたいと思いまして、

 

数回に分けて、お話させて頂いております。

 

 

娘が、

 

お母さん、ごめんね。

私、本当にダメな娘だね。

 

と泣きながら言った次の日、

娘は登校時刻になっても起きてきませんでした。

 

おかしいと思った家内は、

何度も起こしたそうなのですが、

 

「今日は行きたくない」

の一点張り。

 

その頃、私は、勤務先のホテルの

中華料理店のリニューアルのため、

会社に寝泊りする日々が続いていたので、

その状況は知りませんでした。

 

家内は、娘がそんなことを言ったのは、

初めてのことでしたので、

一瞬、狼狽したようでしたが、

 

あの子の性格だから、

次の日には、ケロッとしているだろうと、

少し、楽観的に考えていたようです。

 

ですが、娘は、翌日も学校を休んだのでした。

 

 

 

数日後、勤務先のホテルから帰宅すると、

家内が深刻そうな顔で、

私に状況を説明してきました。

 

「あの子、もう3日も学校を休んでいるの」

 

私は、ビックリしてしまいました。

ですが、その時ですら、

 

「行きたくない日もあるだろう。

今まで、頑張りすぎてたんだ。

大目にみてやろう」

 

と、深く考えていませんでした。

いえ、深く考えることをしたくなかったのでした。

 

ホテルの中華料理店のリニューアルのことで、

頭が一杯だったので、

 

正直、他の事で煩わされたくないというのが、

本心だったのかもしれません。

 

娘の話を聞こうともしませんでした。

 

 

 

ですが、娘が学校を休み始めて5日目、

さすがに私も見過ごすことができなくなり、

 

「いいかげんにしなさい!学校へ行け!」

 

と、強い口調で言ってしまいました。

 

私のあまりの剣幕に、

娘も嫌々ながら、その日は、

学校へ向かって、家を出て行きました。

 

ところが、後から知ったのですが、

その日、学校から、娘が無断で欠席していると

連絡が入ったそうです。

 

そうです。

娘は家を出たまま、

学校へは行かなかったのでした。

 

そして、どこかをブラブラして、

帰って来た時、家内にこう言ったそうです。

 

もう、何もする気が起きないの。

ごめんね、お母さん。

ほっといてくれない?

ごはんもいらないから、、、、

 

もう、ほっといて、、、、

 

 

 

その時の娘の目は、

死んだ人間のようだったと、

家内は言っていました。

 

 

家内からこの話を聞いて、

私はやっと、ただ事ではないと、

危機感を覚えたのです。

 

でも、遅すぎたんですね、、、、、

 

娘は、それからも学校には行かず、

部屋からも出てこないことが多く、

 

出てきても、目はうつろで、

ほとんど言葉も発しません。

 

もはや、別人のようになってしまった娘。

 

 

 

色々な人に相談した結果、

精神科医に診てもらうことにしました。

 

娘も、自分に起きている変化に、

もちろん気づいており、

 

おとなしく、精神科へ行くことには

同意してくれました。

 

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そして、、、、、、

 

いくつかの問診をされただけで、

娘に下された診断は、

 

 うつ

 

まさか、自分の娘がうつになるだなんて、

思ってもみなかったものですから、

 

私も家内も信じられませんでした。

 

信じられないあまり、

いくつかの精神科医の先生に診てもらいましたが、

 

どこも結果は同じでした。

 

娘は、本当にうつになってしまったのです。

 

 

私も家内も、

でっかいハンマーで頭を殴られたような、

いえ、頭に雷が落ちてきたくらいの

衝撃を受けました。

 

目の前が真っ暗になりました。

 

これから、どうやって娘のうつに向き合えばいいのか、

不安と恐怖が、重くのしかかってきたのを、

昨日のことのように鮮明に思い出せます。

 

 

うつに関して、何も予備知識がない私たちは、

医者に言われるまま、

娘に薬を飲ませることにしました。

 

抗うつ剤治療が始まったのです。

 

 

 

しかし、これこそが、

私たち家族を崩壊に導いた

最悪の元凶だったのです。

 

私が人の紹介で、

ある先生に出会っていなければ、

 

娘が抗うつ剤を飲み続けていたとしたら、

 

今、こうしてのんびり

ブログを書いているなんてことは、

あり得なかったと思います。

 

そのある先生との出会いのお話は、

もう少し後になります。

 

 

次回は、

 

薬漬けにされた娘が(私はこう表現します)

どうなっていき、

 

それが、どう家族崩壊を引き起こしたのか 

私たち家族の話の核心部分をお話させて頂きます。

 

世間は3連休。

 

娘はバイトで忙しいみたいです。

お父さんも、がんばります!!

 

第3話 薬漬けの毎日はこちらから読んで頂けます