思春期のうつ。【娘の症状と、その改善の記録】

              献身的な妻に、可愛い娘と元気な息子。理想的な家庭でした。そう、娘がうつになるまでは、、、、、。                      娘のうつを発端に始まった家族の崩壊とその再生、そして娘がうつを克服し、大学受験をどう乗り越えたのかを、                 備忘録として書き残したいと思います。

うつの娘が、第一志望の大学に合格するために実践したこと

こんにちは!

よしおです。

 

思春期のうつによって、

高校2年生の間、ほとんど勉強が手につかなかった娘。

 

幸い、うつを克服することができ、

大学受験を志したわけですが・・・・・

 

長いブランクと、受験まで時間がないことから、

娘は焦っていました。

 

 

私たち夫婦は、

娘が現役で大学に合格するためには、

次のことが必要だと考えていました。

 

『少ない時間で、いかに効率よく勉強するか』

 

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こんなことを言うと、娘は怒るかもしれませんが、

娘が国公立の大学を目指していたら落ちていたと思います。

 

なぜなら、勉強しなければならない科目が多過ぎるからです。

 

 

幸い(?)、娘は私立の大学を志望しました。

 

そして、志望する心理学部に入るためには、

国語、英語、歴史の3科目だけで良かったんです。

 

娘の合否は、

この3科目だけを、いかに効率よく勉強するか、

これにかかっていたんですね。

 

 

そのために、私たち夫婦が目をつけたのが

次の2つでした。

 

・記憶力

・集中力

 

この2つが、「効率の良い勉強」には

不可欠だと思ったんです。

 

 

 

娘はうつを患っていたので、

ただでさえ、集中力を失っていました。

 

そこで、娘にはある勉強方法を実践させていました。

 

それは、名づけて33分法です。

 

 

人間の集中力は、33分しかもたないという説に立って、

33分たったら、そこで一度、勉強を切り上げることを

させていました。

 

33分でタイマーをかけて、

鳴ったら、それがどんなに勉強の途中だろうと、

絶対にペンを置くのです。

 

そして、5分休憩。

 

この間は、何も感考えず、

ひたすらリラックスすることに徹します。

 

そして、また33分間勉強。

 

そして5分休憩。

これを繰り返すのです。

 

これを6回繰り返して、1セットにしていました。

 

すると、娘の勉強の効率は、驚くほど上がりました。

 

 

よく、5~6時間ぶっ通しで

集中して勉強できる、という強者を見かけますが、

娘は、そういうタイプではありませんでした。

 

無理に長時間机に向かって、

「勉強した気になる」ことを防ぎたかったんですね。

 

 

確かに、受験までの限られた時間、

1秒も無駄にするわけにはいきませんでした。

 

かといって、寝る間を惜しんで、

ひたすら長い時間勉強させることはさせたくなかったのです。

 

うつの再発も怖かったですしね・・・・・

 

 

 

とにかく、少ない時間で最大の効果を得るために、

集中して勉強することをさせたんです。

 

 

これは、正解だったと思います。

 

娘は、志望大学に合格することができましたからね

 

 

そして、もうひとつの記憶力。

 

少ない時間で集中して勉強したことを

確実に記憶し、必要な時に取り出せるようにする。

 

これも大事なことだと考えました。

 

結果的に、この2つにフォーカスして

勉強を進めていったことが、

娘の大学合格を可能にしたのではないかと思っています。

 

 

 

もし、受験期のお子様を持つ親御さんが、

このブログを読んでくださったのなら、

 

この2つを心がけて頂くことで、

来年の春にはご家族みんなで笑っていられるのではないでしょうか!!

 

 

 

娘の記憶力を高めるのには、これを使いましたので、

ご紹介しておきますね。

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