思春期のうつ。【娘の症状と、その改善の記録】

              献身的な妻に、可愛い娘と元気な息子。理想的な家庭でした。そう、娘がうつになるまでは、、、、、。                      娘のうつを発端に始まった家族の崩壊とその再生、そして娘がうつを克服し、大学受験をどう乗り越えたのかを、                 備忘録として書き残したいと思います。

うつを乗り越えた娘の大学受験。成績は『秋』に伸びました。

おはようございます。
よしおです。

 

 

大学受験は、夏が天王山だとよく言われていますよね。

 

確かに、夏でどれだけ成績をアップさせられるかが、

合格のカギを握っていると言っても、

過言ではないと思います。

 

ただ、娘の場合、成績がグンと伸びたのは、

秋からだったんです。

f:id:venenciador:20121002121220j:plain

 

 

実は、大学受験の勉強において、

成績が上がりやすいのが『秋』だと言われています。

 

 なぜでしょうか?

 

 

理由① 受験に近い時期である

 

受験日に近い時期に勉強したことのほうが、

以前に勉強したことよりも記憶に残りやすいですよね。

 

 

理由② 集中力が違う

 

言っても、やはり高校生です。

自分を律して、勉強し続けるには限界があります。

 

ところが、受験日が近づいてくると、

イヤでも本気モードになってきます。

 

いわゆる、「尻に火がついた状態」ですね。

 

 

人間こうなると、火事場のクソ力的な、

ものすごい集中力を発揮するものです。

 

勉強の効率もUPしますよね。

 

 

 

 

 

天王山と言われる夏を終えた時点で、

娘の志望校の合格判定は「D」でした。

 

 

この時期の「E」や「D」の判定は、

志望大学を変更するか考えなければならない、

そのレベルだと思います。

 

 

娘も、一生懸命勉強してきた成果が、

思うように出なかったので、ガッカリしていました。

 

ただ、志望大学を変えるという選択肢は、

娘の中になかったようです。

 

 

合格できると信じて、

ひたすら頑張っていく決意をしたようでした。

 

火事場のクソ力を発揮したんです。

 

 

 

娘は、大学のセンター試験は受けませんでした。

 

私立一本狙いでしたので、

勉強する科目は、国語、歴史、英語だけで良かったんです。

 

ついつい得意な科目を勉強しがちな娘でしたが、

秋からは、苦手な歴史に力を入れることにしました。

 

歴史といえば、暗記科目ですよね?

 

覚えるポイントさえ絞って勉強すれば、

確実に点数がとれる科目だと思います。

 

 

娘が志望大学に合格できた理由は、

私はここにあるような気がしています。

 

「どういうことか?」

気になりますよね・・・・

 

 

暗記科目、つまり記憶することが苦手な娘は、

春から夏にかけて、ある記憶法を鍛えていたんです。

 

 

それが実を結び始めたんです。

 

面白いように、歴史を覚えられると言っていました。

 

そして実際に、苦手だった歴史の点数が、

どんどん伸びていったんです。

 

 

受験の合否は、1~2点で明暗が分かれるそうです。

 

8割とれる得意科目を9割にするよりも、

5割しかとれない苦手科目を8割とれるようにしたほうが、

合格の確率は高くなると思いませんか?

 

 

 

娘は、4割しかとれない歴史を、

冬までに、8割まで上げました。

 

それが結果的に、

娘の志望大学一発合格につながったんだと、

私は確信しています。

 

 

娘が鍛えた記憶法はこちらです。